フリマアプリをよく使いますか?今回は、商品を出品した際に起こる価格交渉にどう対応するか、私の経験を基にお話しします。
フリマアプリで出品するときの価格交渉 ちょっと面倒でも大切なこと
最近、使わなくなったスマートフォンをフリマアプリで売りに出しました。
出品して間もなく、何人かから価格交渉のコメントが来ました。
初めての交渉はかなり大幅な値下げを求められたので、丁寧にお断り。
その後も続々と交渉のコメントが届きましたが、結局1時間後には希望通りの価格で売れました。
買い手にも売り手にも満足のいく取引ができたんです。
売り手としては、価格交渉のコメントが少し面倒に感じることもありますが、コメントが多いということは商品に興味がある証です。
ですので、すぐに価格交渉に応じる必要はありません。
価格交渉にすぐ応じなくてもいい理由
- すぐにコメントが来るということは、商品に需要があるということ
- 安く買って転売しようとする人がいるかもしれない
- 交渉を続けるうちに、適正な価格に落ち着くことが多い
特に大幅な値下げ交渉には注意が必要です。
転売を狙っている可能性があるからです。
過去に安く売った商品が、後で高く売られているのを見たことがあります。
そのため、大幅な値下げ交渉は転売目的と考えることが多いです。
価格交渉を断るときは、こんな点に気をつけましょう。
- 丁寧な言葉遣いで返事する
- 最初から適正価格を提示する
- 長い目で見て売れればいいという心構えを持つ
これらを意識することで、フリマアプリでの出品がスムーズに進みます。
「早く売りたい時」や「適当な価格提案に応じてもいい時」の値下げについて
売れないままより売れた方がいい場合は、値下げを考えるのも一つの方法です。
価格交渉を上手に断る方法
前にも触れたように、価格交渉を断る際は、丁寧に対応することが大切です。
これは、後でコメントを読む人たちに良い印象を与えるためです。
価格交渉のコメントがあっても、面倒でもきちんと丁寧に返信することがとっても重要。
コメントが多いと、商品に関心があるように見える効果もあります。
価格交渉を丁寧に断るフレーズの例
ここで、価格交渉を断る時に私が使っているフレーズの例をいくつか紹介します。
例1: 「○○さん、コメントありがとうございます。今のところは価格変更の予定はありませんが、ご了承ください。」
例2: 「○○さん、お問い合わせいただきありがとうございます。現時点では価格を変更するつもりはありません。」
例3: 「○○さん、ご興味いただき感謝します。この価格で販売を続けるつもりです。」
このように、丁寧に断ることが大事です。
値下げのタイミング
商品を出品してから24時間が経ったら、値下げを検討するのがよいでしょう。
値下げを検討する際の具体例を挙げてみます。
たとえば、数日前に9990円で出品した中古スマホに対して、8000円での値下げ交渉があった場合、9000円程度に値下げを考えます。
そして、コメント欄に値下げしたことを記入します。
「いいね」がついている商品は、需要がある可能性が高いです。
そのため、コメント欄で値下げしたことを伝えるのが効果的です。
値下げの通知は「いいね」をした人たちにも届くので、購入する可能性が高まります。
さらに、細かく値下げして、反応を見るという戦略も考えられます。
値下げする時は、例えば夜の19時のような、人々がスマートフォンをチェックしやすい時間帯を狙うのがおすすめです。
値下げを検討しているものの、ある特定の価格以下にはしたくない場合、以下のように具体的な金額を提示して、自分の底値を明確に伝えることができます。
「○○さん、コメントいただきありがとうございます。この商品の値下げについては検討中ですが、△△円が私にとっての最低限の価格です。この金額でご購入いただける場合は、喜んでお譲りします。」
ただし、一度底値を明らかにすると、それ以上の価格での販売が難しくなるので、金額を具体的に提示する際には慎重になる必要があります。
ビジネススキルとしての交渉術
ちょっとした補足ですが、フリマアプリでの値下げ交渉への対応や有利な取引を行うことは、ビジネススキルを磨くのに役立つ良い練習になります。
商品価格の設定も大事ですが、お互いに得をするような取引を楽しむためにも、商売の感覚を持つことが大切です。
このような考え方が重要ではないでしょうか。