人間には『潜在意識』と『顕在意識』の2つの意識が存在するといわれています。
最近では、様々なメディアでこのことが取り上げられ
『潜在意識』の重要性がメジャーになりつつあります。
今日は、そんな『潜在意識』のお話です。
潜在意識と顕在意識の違いを知って、潜在意識を上手く活用することで人生を好転させることができます。
ぜひ使いこなして、人生をより素晴らしいものにしていきましょう。
顕在意識とは?(意識)
まずは、顕在意識についてです。
顕在意識とは、普段認識できる意識のこと。
理性とか知性とか、論理的な思考とか判断力のことですね。
言葉にすることができる意識のことで、まぁ一般的な「意識」のことですね。
潜在意識とは?(無意識)
反対に潜在意識とは、普段認識できていない意識のこと。
つまり、「無意識」のことです。
感情や直感、記憶など本能的にもっているもの。
過去に起こった印象的な記憶などが蓄積された心の記憶ともいえます。
顕在意識の中では思い出せないことも、
潜在意識の中でははっきりと覚えているのです。
潜在意識と顕在意識の比率
潜在意識と顕在意識の比率は
顕在意識:3%~10%
潜在意識:90~97%
といわれています。
つまりほとんどが潜在意識なんですね。
だからこそ、潜在意識を上手く使いこなすことが大切といわれているのです。
潜在意識を使いこなして、顕在意識と上手く融合していけば何事もスムーズに進みます。
たとえば、「明日からダイエットしよう!」と顕在意識が決意をします。
でも、潜在意識が過去の経験から
「運動するのは疲れるしやだな」
「食事制限はつらいな」と思っていれば
顕在意識と潜在意識がマッチしていないので、
そのダイエットは失敗に終わります。
逆に、潜在意識が
「痩せて嬉しかったな」
「ダイエットフードも美味しいから続けられる!」と
感じていれば、
顕在意識と潜在意識がマッチしているので、
このダイエットは長続きすることになるでしょう。
本当にダイエットをしたいのであれば、
潜在意識に強く働きかけることが必要なのです。
潜在意識に落とし込むためには?
では、どうやって潜在意識に働きかけていくのか?
これはシンプルですが、簡単なことではありません。
潜在意識とは無意識の行動のことなので「意識的に」できるものではないのです。
そのため一番効果的な方法は、習慣にしてしまうことです。
食事をしたら歯を磨く、朝コーヒーを飲むなどのように毎日意識しないで行っている行動があると思います。
逆にしないと何だか気持ちが悪いような…毎日当たり前にやっているというところまで
落とし込んでいく必要があります。
シンプルな方法ですが、最初のうちは慣れないので、やや大変なこともあるでしょう。
ですが、そのうち慣れてきます。
脳は通常21日(およそ3習慣)で書き換えられるといいます。
つまり21日間を過ぎれば、だんだんと習慣化していくということになります。
何事も21日間トライして、習慣にして、潜在意識に働きかけること。
そうすることで、顕在意識と潜在意識がマッチして自分の思い通りの行動になっていくことでしょう。